Entries from 2021-09-01 to 1 month

冬乃にとっても

冬乃にとってもうひとり初見な男が出てきて。 斎藤が振り返った。 「はい、今朝方に」 「ああ、期指 それで昨夜は会わなかったんだな」 「永倉さん。ちょうどいいや、」 沖田の声に、永倉と呼ばれたその男がすぐに視線をずらし、沖田と隣の冬乃を見やった。 …